【人を動かす】人を動かすには「一貫性の法則」を利用する

人間関係

※本文は5分以内に読めます

 

こんにちは、リクです

 

 

リク
リク

・人間関係で悩みがち、メンタル弱めの20代会社員

・実際に役に立った悩み対処法などをご紹介しています

 

 

この記事では

・仕事をお願いしてもなかなかやってくれない
・思うように動いてくれない
・もっと協力してほしい、、、

という悩みを抱えている人に

 

「こんな方法もあるから試してみては?」

と、提案する記事になります

 

テーマは「一貫性の法則」です

 

この記事では、

そんな悩みを解決してくれる「一貫性の法則」とは何なのか、

そしてそれは仕事でどんなふうに利用できるのか

説明していきます

 

はじめに言っちゃいますと

仕事で「一貫性の法則」をうまく使うと

・お願いした仕事をやりきってもらえる
・自分が望む働き方をしてもらえる
・もっと協力してもらえるようになる

そんな可能性が高いです

 

ボクも最近意識しています

まだ使いこなせてはいませんが

そのうちどんどん人を動かしていく予定です

 

それではいきましょう

 

(参考本)
影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

「一貫性の法則」とは

 

そもそも「一貫性の法則」ってなに?

 

一貫性の法則とは
人は、自分の行動・発言・態度・信念などに、一貫性を持たせたいという心理が働くということ

 

わかりやすく言うと

人は、矛盾のない、筋が通った行動や考え・発言をしたいと思う傾向があるということです

 

少し言い方を変えると

人は、行動や考え・発言・態度がコロコロ変わる人にはなりたくない(コロコロ変わる人だと思われたくない)と思っている

ということです

 

 

たとえばどういう場面で「一貫性の法則」がはたらくの?

 

少し具体例を紹介します

 

具体例①:投票率の話

選挙の投票率が低いという問題をかかえていた市の職員は

市民に電話をかけ、投票日には投票に行くつもりがあるかどうか尋ねました

すると、その質問に答えた人の投票率はかなり高くなったそうです

 

(ポイント)
電話をかけられた市民は「行く」と答えてしまったので
その発言に一貫性をもたせるために「行く」という行動をとった

 

 

具体例②:タバコやめます宣言

いつまでたってもタバコが辞められないAさんは

カードに「もう二度とタバコを吸わないと約束します」と書き、

それを尊敬されたいと思う人・家族・上司・親友・彼氏に配りました

すると、彼女はタバコをやめることができました

 

(ポイント)
宣言したことが守れないとみんなから軽蔑されてしまう
だから自分の宣言に一貫性をもたせるためにタバコをやめることができた

 

 

「一貫性の法則」が成り立つ理由

 

どうして人は、自分の行動や考え・発言などに一貫性を持たせたいと思うの?

 

人が一貫していたいと思うのは

一貫している人
=誠実・安定している・論理的・信頼できる
=いいイメージ
一貫していない人
=支離滅裂・裏表がある・優柔不断・軽はずみ・不安定
=わるいイメージ

という認識があるからです

 

いい加減なヤツやと思われたくない

信頼できるヤツやと思われたい

 

それが「一貫していたい」と気持ちにつながるのです

 

ボクも、「やる」と言ったからには必死でがんばります

なぜなら、「やる」と言ったのにできないと、

 

こいつは口だけやな

信頼できひんやつやな

 

 

と思われるからです

 

これが「一貫性の法則」が成り立つ理由です

 

仕事での「一貫性の法則」の使い方

 

「一貫性の法則」についてある程度は分かったけど、実際仕事ではどうやって使えばいいの?

 

最後に、

仕事での「一貫性の法則」の使い方ついてご紹介します

 

大きく次の2パターンがあります

①宣言してもらう
②相手を評価する

 

詳しく見ていきましょう

 

①宣言してもらう

 

一つ目は「宣言してもらう」です

これは、この記事の前半に説明した「具体例①:投票率の話」と似ています

 

ダメな例と良い例をそれぞれあげてみます

 

具体例:お願いするとき①

(ダメな例)
「○○についてご確認お願いいたします」
(良い例)
「○○についてご確認いただけますか?」
→「はい、確認します」 ←宣言してもらう

 

(ポイント)
相手に「はい」「わかりました」「やります」などの発言をしてもらうのです
すると、相手はその発言に一貫性をもたそうとするので、実際にやってくれる確率があがります

 

 

具体例:お願いするとき②

これは急ぎの仕事ではない場合に限ります

(ダメな例)
「10日までに資料作成お願いします」
(良い例)
「いつまでにできますか?」
→「10日までにやります」 ←宣言してもらう

 

(ポイント)
相手に宣言をしてもらいます
すると、相手はその発言に一貫性をもたせようとするので
実際にその納期までにやってくれる確率があがります
 
 
リク
リク

宣言してもらうことで、
お願いした仕事をやりきってもらえるようになる!

 

②相手を評価する

 

二つ目は「相手を評価する」です

 

たとえば、こんなことを言われたとします

すると言われた相手は、その評価に応えようとするのです

 

「Aさんが作成する資料はミスがないで有名ですよ」

→それを聞いたAさんは、今後資料を作成するとき、ミスがないように細心の注意をはらうようになる

 

「Aさんはどんな問題でも解決してくれるってみんなで話してたんです」

→それを聞いたAさんは、どんな問題でも解決しようと努力するようになる

 

「Aさんはいつも協力していただけるので助かります」

→それを聞いたAさんは、お願いされたらなんでも協力するようになる

 

自分の行いが評価されている

そしてそれが他者からのイメージとなっている

すると人は、そのイメージに一貫性を持たせようとするのです

 

「思ってたよりそうでもなかったか」とか

「まあそんなもんか」とか思われたくないばっかりに。

 

リク
リク

相手を評価することで、
自分が望む働き方をしてもらえるようになる!
協力してもらえるようになる!

 

 

ほかにも使い方はあると思うので

いい使い方を発見できればまた追記しますね

 

もっと詳しく知りたい人は「影響力の武器[第三版]なぜ、人は動かされるのか」を参考にしてみてくださいね

 

 

まとめ

 

まとめです

 

人を動かすには「一貫性の法則」を利用すべし

「一貫性の法則」とは
人は、自分の行動・発言・態度・信念などに、一貫性を持たせたいという心理が働くということ

「一貫性の法則」が成り立つ理由
一貫性がある=いいイメージという認識があるから

「一貫性の法則」の使い方
・宣言してもらう
・相手を評価する

(参考本)
影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

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